空想【はみぱん】小説(o^-')b

ファンタジー(?)小説をゆっくりまったりアップして行く予定です(;^_^A

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Humming from Pandora’s box ~039

「ひ、ひどい!…鬼!悪魔!

 もがき叫ぶシェリー…その下では、美沙の合図を待っていたかのように、マカルァーヴァが勢いよく彼女の足に絡み付く。

あ…あぅっ!?

「もしまだ質問があるのなら今のうちにしちゃいなさい。
 もうすぐ喘ぎ声以外は口に出来なくなるでしょうから…」

 マカツァーヴァはシェリーの足に絡み付きながら、どんどんと太腿を伝い登って行く。

「うぐっ!じゃ…じゃあ、最初の蔓植物もあなたの…あっ!」

「それは違うわ。あれは確かに増田の研究の副産物だったの…実際私もあれに襲われたんだから…けど、その直後にあなた達を呼んだのは、あの植物に興味が湧いた私が、データを取るためだったのだけれど…
 まあいずれにしろあの件がきっかけで、この【ガーデニング・オナペット=A-Non(ええのん)花】を思いつくきっかけになったのよ。
そうそう、ネイさんのお話も役に立ったのよ?
彼女の話が気になり、庭の植物の性質を調べてみたら…私の研究にぴったりだったの…あら、もう聞こえてないかしら?」

あぅっ…あぅっ!

 足の付け根まで這い上がったマカツァーヴァは、シェリーのはいている黒いスパッツの隙間から器用に中へと忍び込み、薄っすらとした盛り上がりを擦るように何度も往復していた。
 美沙は様々な角度からマカツァーヴァを観察しながら時折メモを取っている。

「じゃあ、そろそろ【A-Non花】の本領を発揮して貰いましょうね?
 マカツァーヴァ本来の催淫効果もあるから、すぐに病み付きになるはずよ?」

あふっ…あふぅ…や、やめ…あっ!

 笑みを浮かべた美沙はポケットからカッターを取り出すと、その刃をシェリーの下着に添える。

「あっ…く!や、やめてぇ~!」

(シュッ…ストッ!)

 シェリーが叫んだ瞬間、風を切る音がしたかと思うと、マカツァーヴァが動きを止める。
 美沙が鉢を見ると、マカツァーヴァは茎のところでぷっつりと切断されており、その先の床には柄の部分に薔薇をあしらった【くない】が刺さっていた。

「…早かったわね…ネイさん。」

 シェリーとは反対側の壁際に、いつの間にか忍装束を着たネイが立っている。

お姉ちゃん!

「話は聞かせてもらったわ…場合によっちゃあたしが実験台になっても良かったけど…妹をこんな目に合わせたのは許せないわね?」

 一瞬シェリーに目をやり頷くと、ネイは美沙を睨みつける。

「あら…なら話は早いわね。実験台(マウス)は多い方が、より正確な検証結果が得られるから…」

(シュルシュル…)

 と、ネイの背後から無数の蔓植物が投網のように襲いかかる!
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テーマ:自作連載ファンタジー小説 - ジャンル:小説・文学

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